平安時代以来、三種の文字を用いて表記されてきた日本語ですが、明治以降は、近代国家の「国語」としてどのような表記がよいのか、色々な意見が出されたようです。国立国会図書館第150回常設展示(2007年(平成19年))「近代日本と『国語』』PDFには、「漢字廃止論」や「ローマ字論」など、色々な変遷がまとめて紹介されています。
https://rnavi.ndl.go.jp/kaleido/tmp/150.pdf
さらに、「日本語廃止論」を唱える人もいました。日本の学校で教えるのは、日本語ではなく、英語、フランス語のような言葉の方がいいという考え方です。興味がある人は調べてみてください。