4−1 10世紀の公式文書 漢文

早稲田大学図書館古典籍総合データベース(http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/)から、これを見てください。988年に書かれたものです。(1281年の写し)

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尾張国郡司百姓等解文(おわりのくにぐんじひゃくせいらのげぶみ) http://wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko12/b12_0001/b12_0001_01.jpg

これは、朝廷(ちょうてい=当時の政府)に提出した文書です。当時は、公式文書は漢文でしたから、これも漢文形式ですが、カタカナで小さくふりがなや送りがなが書かれているのがわかりますか。初期のカタカナは、このように漢文を読みやすくするためのふりがなや送り仮名に使われたと言われています。