5−7 東アジア「共通文字」としての漢字

現在日本語で使われている漢字を、中国語•韓国語で使われている「漢字」と比べてみましょう。

中華人民共和国では、「簡体字」が、台湾や香港では「繁体字」が一般的です。下の日本経済新聞の記事には、日本語、中国語、韓国語に共用されている808字が紹介されています。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80253030Y4A121C1I00000/

同じ形の文字でも、読み方はもちろん、意味も違う場合もあります。有名な例としては、「手紙」。「手紙」は日本語では、レターという意味ですが、中国語では、トイレットペーパーという意味です。